ぺるけ式ヘッドホンアンプの製作(6)音質評価偏
一週間使ってみた結果の評価です。PH300は真空管PREアンプとTPA6120のヘッドホンアンプで構成されていますが、今の構成はPH300の真空管PREアンプにぺるけ式ヘッドホンアンプを接続して使用しています。
- PH300(TPA6120)との最大の相違点は低音の量が増えたこと。いつも使用しているAKG K702は低音は若干少なめなので、ちょうど良いバランスかも。
- 音の傾向は、出力に直列に挿入するコンデンサの容量や品種が影響を与えるようです。今回は東信工業の電解コンデンサー(標準品2200uF)とニチコンのオーディオ用無極性電解コンデンサー(1000uF×2)を比較して後者を採用しました。
- 全体的に迫力を感じます。自分の感覚で表現すると「熱い音」
- 音源が若干近づいたような感じです。
- ノイズや歪は感じられず。
- 回路図を見ると、プラスとマイナスで非対称なので、本当に良い音が鳴るのか半信半疑でしたが、ぜんぜん杞憂でした。
- こんなにすばらしい設計を公開されている上に、バランスを取ったトランジスタを頒布されているぺるけさんに敬意を表します。
by vortexes
| 2013-08-03 23:24
| audio