タグ:ペルケ式ヘッドホンアンプ ( 7 ) タグの人気記事

ぺるけ式ヘッドホンアンプのパーツ交換

DAC IV変換回路のパーツ交換をしたところ、顕著な効果が出たため、調子に乗ってぺるけ式ヘッドホンアンプのパーツ交換をしてみました。

信号経路上の部品としては...抵抗、コンデンサ、トランジスタ/FETが挙げられます。コンデンサは製作時に比較/試聴して選択したため、今回は抵抗とトランジスタの一部を交換する作戦。

抵抗の交換には手間がかかるため、信号系路上の抵抗のみを対象とします。抵抗の音質はいろいろなWebサイトで語られており、比較的評判がよく、安価で入手しやすいタクマン電子のREYを選択。

トランジスタはダイアモンドバッファを構成する2段分を交換します。前段は定番の2SA1015/2SC1815からローノイズな2SA970/2SC2240に、出力段は2SA1358/2SC3421から2SA1930/2SC5171に変更。2SA1930/2SC5171はコレクタ電流の変動に対してhFE値の変動がほとんどなく、SOULNOTEの製品に多用されている模様で、音質は期待できそう。トランジスタは多めに入手してhFE値の近いものを選択しています。

音質に影響しそうなのは、初段FETの2SK170と思われますが、これはぺるけさんがバイアス特性の揃ったペアを選択してくださったので、この部分は変更しないのが得策と判断。

交換しました。4つの大きなトランジスタが出力段の2SA1930/2SC5171。
a0154448_20041959.jpg

ついでに、電源のノイズ抑止のため、ファインメットビーズを導入。
a0154448_20043349.jpg

さっそく音を出してみたところ...なんだか歪んだ音。部品の選択のレベルの問題ではなく、結線を誤っているか部品が壊れているかのどちらかと思われます。通電した状態で各部位の電圧を計測してみると、電源からの供給電圧が異常に高い状態。3端子レギュレータが正しく動作せず、入力電圧がそのまま出力されている模様。ファインメットビーズを導入するために、3端子レギュレータの半田を除去する際に、熱しすぎて内部でショートしてしまったのではないかと。試しに電圧降下用に抵抗を入れて試聴したところ、かなり改善しました。さっそく、3端子レギュレータを注文。

後日3端子レギュレータを交換した結果、正常に動作しました。

気になる音質は...期間が開いてしまったので、以前の音質と比較しにくいのですが、かなり音質が向上したように感じます。
  • 情報量は多いのに刺激的な音が減ったように感じます。Yaqin SD-CD3の真空管を交換して以来「音楽ソースによっては人の声のさっか音が気になる」傾向だったのですが、これが明らかに改善されました。
  • 音源が多くても破綻せずに安心して聞ける点。これまではフルオーケストラのアルバムから遠ざかっていましたが、これなら聴いてみようと思えるぐらいの改善です。
  • 今までより空間の奥行きがリアルに感じられるようになったような気がします。

今回は予想以上の変化でした。最終段のトランジスタを2SA1930/2SC5171に交換したのが良かったような気がしますが、他と一緒に交換したので証明できない。

自分の中ではオーディオ機器の改善がブームだったのですが、これで一通りやりたいことは終えた感があります。小さな改善の積み重ねでしたが、自分としては満足できる結果が出たと思っており、ニヤニヤしながら音楽を聴きまくっている今日このごろ。


[PR]
by vortexes | 2014-08-09 20:08 | audio | Comments(0)

ぺるけ式ヘッドホンアンプの製作(6)音質評価偏

一週間使ってみた結果の評価です。PH300は真空管PREアンプとTPA6120のヘッドホンアンプで構成されていますが、今の構成はPH300の真空管PREアンプにぺるけ式ヘッドホンアンプを接続して使用しています。
  • PH300(TPA6120)との最大の相違点は低音の量が増えたこと。いつも使用しているAKG K702は低音は若干少なめなので、ちょうど良いバランスかも。
  • 音の傾向は、出力に直列に挿入するコンデンサの容量や品種が影響を与えるようです。今回は東信工業の電解コンデンサー(標準品2200uF)とニチコンのオーディオ用無極性電解コンデンサー(1000uF×2)を比較して後者を採用しました。
  • 全体的に迫力を感じます。自分の感覚で表現すると「熱い音」
  • 音源が若干近づいたような感じです。
  • ノイズや歪は感じられず。
  • 回路図を見ると、プラスとマイナスで非対称なので、本当に良い音が鳴るのか半信半疑でしたが、ぜんぜん杞憂でした。
  • こんなにすばらしい設計を公開されている上に、バランスを取ったトランジスタを頒布されているぺるけさんに敬意を表します。
ボリュームがないのでシンプルな外観。電源LEDの位置と色は他の機器と合わせるように努めています。トランスが重いので、ヘッドホンプラグの抜き差し時に安定感があります。
a0154448_23232111.jpg

[PR]
by vortexes | 2013-08-03 23:24 | audio | Comments(0)

ぺるけ式ヘッドホンアンプの製作(5)電源製作&ケース格納偏

ケースとトランスが到着。トランスは安価なRS-Componentsの30VAのタイプ。前回トランスを注文した際は納品に2ヶ月ぐらい要しましたが、今回は即納。前回は注文を受けてインドで生産したのかも。

早速格納してみました。今回は背の高い部品がないので、高さが低めのケースを用意。当面はPH300をPreアンプとして接続して使用する予定なので、可変抵抗は設けず固定アッテネータ方式。空間的にもっと余裕があると思っていましたが、実際はほとんど余裕ない状況です。放熱を考慮して、三端子レギュレータは基板の裏側に装着して、ケース底面にネジ止めしています。
a0154448_18282666.jpg
a0154448_18282130.jpg

[PR]
by vortexes | 2013-07-28 18:30 | audio | Comments(0)

ぺるけ式ヘッドホンアンプの製作(4)暫定評価編

先週片チャンネルを製作して無事動作したため、もう片チャンネル分を製作。
a0154448_1820255.jpg

基板の裏はこんな感じ。銅線を使用して空中配線してます。半田が汚ない!
a0154448_1820283.jpg

PH300をPreアンプとして利用し試聴してみます。なんだか良い感じ。PH300内蔵のTPA6120より迫力のある音が出ています。これはいけそうと判断し、電源用のトロイダルトランスと、ケースを注文しました。
[PR]
by vortexes | 2013-07-21 18:22 | audio | Comments(0)

ぺるけ式ヘッドホンアンプの製作(3)製作編

部品数が少ないので一気に製作...ではなくて、自作の配置図が誤っていた場合を想定して片チャンネル分だけ製作。画像を見ると、トランジスタの足を長く残しているのが分かりますが、これは失敗してもトランジスタを再利用できるため。いつもリスクヘッジしすぎの弱気な性格。通電して各部位の電圧をチェックた後に音を出してみたところ、一発で成功しました。
a0154448_21324313.jpg

[PR]
by vortexes | 2013-07-13 21:39 | audio | Comments(0)

ぺるけ式ヘッドホンアンプの製作(2)製作準備編

ぺるけさんのWebページで公開されている回路図から、汎用基板の図面を起こしました。ぺるけさんの設計値を尊重し、変更せずにそのまま採用します。抵抗を浮かせて配線すれば、90×72サイズの汎用基板に大型のコンデンサを除く全ての電子部品が収まります。いつも使用しているサイズのケースには、トランス込みで全てを収納できる予定。
a0154448_22434297.jpg

抵抗は事前に値を確認して整理しておきます。
a0154448_22413523.jpg

汎用基板に配置するレイアウトを書き込んで準備完了。
a0154448_22413773.jpg

[PR]
by vortexes | 2013-07-06 22:43 | audio | Comments(0)

ぺるけ式ヘッドホンアンプの製作(1)調達編

DAコンバータをバージョンアップして、かなり音質が改善された感があります。モチベーションが上がってきたので、次はヘッドホンアンプを製作してみようかなと。

現状使用しているヘッドホンアンプはShanling PH300という機種。サブミニチュア真空管のPush-Pull動作のPreアンプと、TPA6120を使用したヘッドホンアンプの構成です。真空管を経由しており、全体的に艶が感じられて、すっきりと鳴らす好印象のアンプです。これを越える音質を目指し、ディスクリートのヘッドホンアンプを製作してみます。PH300は真空管Preアンプとして使用する予定。

ディスクリートのヘッドホンアンプキットで有名なぺるけ式FET差動アンプVer3を製作することにしました。部品点数が少ない上、高価なパーツを使用しなくても高音質で鳴らせると評判のキットです。

お気に入りのPH300より高音質に仕上げられるか自信がないので、まず最低限のコストで回路だけ組み上げて音質評価し、結果が良ければ電源とケースを用意してみようと思います。

で、入手したのがこれらの部品。トランジスタは特性が合った個体を選択する必要があるので、ぺるけさんに頒布していただきました。当面のコストは4000円ぐらい。これなら仮に失敗してもそんなに悔しくありません。疎通確認用の電源はノートPC用のACアダプタを流用して、3端子レギュレータで15Vに落とします。
a0154448_2204711.jpg

[PR]
by vortexes | 2013-06-30 22:06 | audio | Comments(0)


主に写真、Audio、RCグライダー製作メモのBLOGです。keyword = phujimiya


by vortexes

プロフィールを見る

自己紹介

日常のなかで出会うものを、ちょっと違う視点で写真が撮れたらいいなあと思っています。
当BLOGはリンクフリーです。

カテゴリ

全体
写真
audio
HLG
HLG以外のRC
自転車
その他
未分類

検索